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通販新聞【注目の支援サービス:SMS】

2013年09月19日

通信情報サービスなどを手がけるエクスリンク(本社・東京都中央区、荘司一行社長)は8月1日、通販事業者向けの新たなメディアツールとして「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」「イーモバイル」の4キャリアに対応した「ショートメール(SMS)」配信の提供を開始した。

同サービスは「eメールアドレスを必要とせず携帯電話の番号だけを用いて情報伝達できるシュートメール(SMS)を活用したもの。既存の顧客リストの携帯電話番号のほか、新たに用意した電話番号を広告媒体などで告知して、そこにかけてきた消費者の携帯電話番号をナンバーディスプレイで取得し、顧客リストに追加して情報を伝達する仕組み。あとはシステム使って管理画面からショートメール(SMS)を送信するが、顧客ごとに送る本文を変えることも可能」(荘司社長)とする。
同社によると、近年はアドレス変更により会員向けなどのeメール着信率の低下が顕著となり、アクティブな顧客リストの維持・管理が非常に難しくなってきているという。

「モバイルマーケティングデータ研究所」が2007年に発表した調査では1年間40%以上の人がeメールアドレスを変更しているという結果もあった。同サービスの場合、携帯電話番号のみで送れるため、eメールアドレスを変更した顧客にも情報伝達することができるという。「ショートメール(SMS)なので、アウトバウンドで電話をかけるよりも1件当たりのコストを大幅に抑えることができる。」(荘司社長)とする。

ショートメール(SMS)は文字制限があるため長文を書き込むことは難しいが、通販事業者の活用方法としては新着商品やキャンペーン情報、HPなどのURLを添付送信することを想定している。また、コールセンターで、「あふれ呼」が生じた際に架電してきた人の携帯電話に対して、電話が混み入っていることを伝える内容と合わせて商品情報・注文方法などの各種問い合わせ対応のURLを送る旨をアナウンス。その後はショートメール(SMS)を送ってフォローすることで、電話がつながらなかった顧客も逃すことなくフォローできるというのだ。

同サービスの利用に当たっては、送信件数など条件に応じて主にオンプレミスサービスを提供する。「スマホの中にはQRコードリーダーがほとんど入っていないので、ショートメール(SMS)がその変わりにもなる。新しいサイト誘導手段として捉えてもらえば」(荘司社長)とした。

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